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現在、関心をとても集めている乳がんユーチューバーさんたち

 

ドキュメンタリータッチで注目、HR+/HER2+のシマ。さん

 

ミミポポさん、新薬効かず、「頑張るを卒業します」

 

HER2陽性のママぬしさん、「ウォーキング、筋トレ開始」を報告

最新

スタチン服用の早期乳がん患者、全死亡リスク、がん関連リスク、HR+で有意に低下、ただコレステロール値を下げるもっと優先されるべき手段は?-6月15

 

 ステ4患者で増える放射線治療と薬物治療併用の安全性(本サービスもたびたび質問を受ける事項)について欧州で共同声明!-6月12

 

アバパクにテセントリク追加療法、PFS改善せず…、HR+/HER2乳がんは「CОLDながん」!-6月8

 

 

まさに特効薬、完全消滅15%、ほとんど消滅37%、エンハーツはHER2+には無双の報告、さらに神秘も-6月3

 

緊急!イムルリオ、カミゼストラント、そしてvepdegestrant!HR+乳がん治療の耐性遺伝子変異、ESR1遺伝子検査の保険適用を厚労省が通達、必須です!-6月2日-2

 

有害事象激減の衝撃、HR+の根治目指すvepdegestrantの第三相治験結果詳細が明らかに、世界312施設参加、日本では相良、岡山大など16施設!-6月2

 

また?ファイザーが仕掛ける乳がん治療革命第2幕、HR+の根治目指すvepdegestrant承認の衝撃(2)-5月29

 

こちらは妥当、ダトロウェイ、FDAが切除不能トリネガ乳がんの一次治療として承認、根拠となった治験データ-5月28

 

乳がん治療革命第2幕がはじまった!どこよりも早い超速報!カミゼストラントが承認へ、HR+は抗がん剤よりこちら!-5月27

 

乳がん治療革命第2幕がはじまった!イブランスは真の特効薬にあらず…、FDAがvepdegestrantを化学治療歴のある(CDK4/6阻害薬が効かない…)HR+乳がん向けに承認の衝撃(1)-5月26

 

緊急告知:トルカプについての会員様からのお問い合わせ回答、修正します、「様子見」(ホルモン療法のみの継続)→?ー5月20日-2

 

緊急速報、トルカプの最終解析結果判明、ОS延長せず、本サービスの推奨度は?-5月20日

 

ついに!FDAが本日、一部早期乳がん向けにエンハーツを承認、日本はいつ?-5月18日-2

 

 

FDAが「阻害」ではなく「分解(消えてもらう)」する衝撃の乳がん新薬を承認、日本国内の全ての治験施設をご紹介-5月18

 

標的を阻害ではなく分解(消去)する衝撃の乳がん新薬、FDAが承認、HR2+乳がん、ベージニオ効かなくなっても根治へ!-5月15日

 

 米FDAに聞く、「転移性乳がん、アバスチンの非推奨(適応削除)、変わらず」、本サービスも同様-5月14

 

ベージニオを斬る!(3):書き換えられたプラセボのデータ、HR+乳がんは命を奪うがん?-5月12日

 

 

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現在、関心をとても集めている乳がんユーチューバーさんたち

 

ママぬしさん、脳転移を語る

 

28歳で遺伝性早期乳がん、あゆりママはTS-1の術後化学療法で無事、生還へ

 

ベージニオでいったん「がんが消えた」NAHОさん、腫瘍マーカー微増で再開へ

 

ベージニオの次」を意識、かしぱんさんが4月の検査結果(腫瘍マーカー低下)を報告

 

 

ベージニオ継続中、ステ4乳がんのpeaceさん、4年目の報告、ご自身は「絶好調!」。

 

ミミポポさんが語るダトロウェイの副作用(↓治験結果通りといえそうです)

オーストラリア発、鍵はER値(率)!オプジーボで乳がん(ホルモン受容体陽性)の完全奏効率が有意に上昇の初治験結果-2025年4月10日

 

Peter MacCallum Cancer Centre(メルボルン)およびメルボルン大学(オーストラリア、パークビル)の研究チームは本年1月末、アントラサクリンおよびタキサンによる術前化学療法にニボルマブ(販売名:オプジーボ)を追加することで、早期の高リスク、高悪性度、エストロゲン受容体(ER)陽性、HER2陰性乳がんと新規診断された患者における病理学的完全奏効(pCR)率が有意に上昇したという治験結果を発表しました。

 本試験の背景として、乳がんの治療効果が、ER陽性、HER2陰性乳がんの分子サブタイプ[ER(エストロゲン受容体)とPgR(プロゲステロン受容体)の「発現の度合い」によっても引き起こされる可能性が世界的に指摘されはじめていることがあげられます。

治験の目的は、早期の高リスク、ER陽性、HER2陰性乳がんと新規診断された患者において、オプジーボを術前化学療法に追加した後に術後内分泌治療を行うことの有用性を検討することでした。また、試験分担医師らはオプジーボと術前化学療法の併用が最も奏効する可能性が高い患者サブ集団を定義することも試みました。

 

合計510人の患者が、アントラサイクリンおよびタキサンベースの化学療法にオプジーボ、またはプラセボを併用する群に無作為に割り付けられました。主要評価項目である病理学的完全奏効率は、オプジーボ群でプラセボ群に比べ有意に高く、24.5%対13.8%であり、PD-L1陽性患者ではそれぞれ44.3%対20.2%と、より大きな有益性が認められました。
 ER値およびPgR値別にpCR率を解析した結果、ER値またはPgR値あるいはその両方が10%未満の患者は、ER値またはPgR値あるいはその両方が10%以上の患者よりも、オプジーボの追加投与による効果が大きいことが確認されました。さらにはERが50%以下の患者の場合も、50%以上の患者より効果を受ける度合いが高いことが確認されました。このことから、ERとPgRが低い患者も早期トリプルネガティブ乳がん患者と同様の免疫チェックポイント阻害薬による治療が可能であることを示唆しています。
 ER値(率)については、50%が節目となっており、50%以上の患者が約8割を占め、50%未満が約2割と推定されています。この50%未満の患者は、「ホルモン療法の効果が低い」ことが検証されており、「再発リスクの高い患者群」とされています。しかし、逆にオプジーボの効果が高いのであれば、もしかすれば、同治療薬の対象となる可能性があるといえます。ご自身のER値、確認しておきましょう。

速報、2022年の乳がん登録概要が公表、ホルモン受容体陽性さらに増加で「米国化」進む-2025年4月1日

 

 

 乳がん登録制度に参加している日本国内1339施設の乳がん症例は2022年は10万2453例だったことが判明した。登録患者の詳細を、兵庫医科大学の永橋 昌幸氏らが国際的乳がん雑誌、Breast Cancer誌2025年3月号に報告した。


 日本乳癌学会では1975年に乳がん登録制度(Breast Cancer Registry)を開始。参加医療機関で新たに乳がんと診断された患者は、乳房手術の有無にかかわらず登録対象としている。2012~21年の10年間で累計89万2021例が登録。10年平均で約9万例だったが、2022年はついに10万例を突破した。乳がん登録制度に参加している医療施設は、患者受け入れ施設の90%超と推定されており、2022年、この国の乳がん患者が11万人に到達したことはほぼ確実だ。

 掲載された主な結果は以下のとおり。

・女性患者は10万1793例(99.4%)で、診断時の年齢中央値は62歳、閉経前は29.4%だった。
・1万5437例(15.2%)がステージ0、4万2936例(42.2%)がステージ1だった
・エストロゲン受容体の陽性率は78.7%。プロゲステロン受容体の陽性率は69.4%、ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)の陽性率は12.8%だった。

この内訳は驚かされるといえる。2015年時では、エストロゲン受容体陽性率は70%程度にとどまり、HER2陽性率は18%程度だった(トリプルネガティブが約12%)。2022年の内訳が示唆している、この国の乳がん患者は「7割」ではなく「8割」がホルモン受容体陽性患者となりつつあるということだ。米国では「8割超」が同タイプであり、急速にこの国の乳がん患者の「米国化」が進んでいることを示唆している。晩婚、少子化より、「食」、とくに米国産や豪州産の牛肉の摂取の影響が強まっているということだ。


・治療については、遠隔転移のない9万7154例のうち、4万521例(41.7%)が乳房温存手術を受け、5780例(5.9%)が乳房切除時に乳房再建手術を受けていた。乳房温存手術が約4割にとどまっていることも驚きで、「50%超」というのが2015年時の推定だった。ステージ0と新規診断される患者が年々増加する中、乳房温存(部分切除)ではなく、あえて全摘を選択する患者が多いことを示唆し、乳がんに対する「再発、転移」の懸念、恐れが反映されていると考えられる。
・なお、6万6894例(68.9%)がセンチネルリンパ節生検を受け、7155例(7.4%)がセンチネルリンパ節生検に続き腋窩リンパ節郭清を受けていた。
・また乳房温存手術を受けた4万521例のうち、2万9500例(72.8%)が全乳房照射を受けていた。
・術前化学療法を受けた1万3950例のうち、4308例(30.9%)が病理学的完全奏効(pCR)を達成し、とくにホルモン受容体陰性/HER2陽性の患者でpCR率が最も高く、60.5%だった。早期乳がんに対するハーセプチンの予防的活用が奏功していると考えられ、エンハーツの登場と合わせ、かつて予後が悪かった「HER2陽性」が、逆に「治りやすい乳がん」となりつつあることを示唆している。

 
 

緊急報、「エンハーツの効果切れ」患者への配慮、対応?切除不能ホルモン受容体陽性HER2陰性患者の二次、三次治療として最新薬を厚労省が年末最終日(12月27日)に世界初の緊急承認!-2025年1月7日

 

 最終兵器とされてきたエンハーツが意外に短期間で奏功しなくなる、さらに亡くなるケース(特にHER2低発現、及び超低発現患者)が増えているとの医療施設側からの報告を受けているためでしょうか。異例の昨年末最終日12月27日の仕事納めの日に厚生労働省が新たな最新薬を世界で初めて承認(保険適用へ)しました。対象は切除ホルモン受容体陽性HER2陰性(ここでは低発現、超低発現を含みます)の二次または三次(~)治療となります。

 商品名は「ダトロウェイ」で抗TROP-2抗体薬物複合体ダトポタマブ デルクステカンの名称で治験を継続していました。


 同剤は上記(HR陽性/HER2陰性)患者を対象とした第三相臨床試験の結果に基づき、承認されました。同臨床試験では、主要評価項目の一つである無増悪生存期間(中央値)は化学療法投与群4.9か月に対し、同剤投与群は6.9か月で、病勢進行または死亡リスクを37%低下させました。一方で、主要評価項目の全生存期間は中間解析時点では統計学的に有意な改善は確認されていません。

 切除不能HER2低発現、または超低発現患者においてエンハーツは5~8カ月程度で再増悪(奏功しなくなる)ケースがアメブロで見られ、患者のお一人は先月12月に亡くなられています。再増悪からわずか7カ月後でした。
 今回の最新薬はエンハーツをもってしても奏功しなくなった患者にさらに約7カ月、「時間稼ぎ」できる効果をもたらすものといえます。自己免疫力、さらには新たな新薬で寛解に向かわれる患者が出現することを祈りたいものです。

 

 

 

やはり主要ルートは神経?トリネガの再発・転移の早期捕捉治験、「打ち切りの衝撃」-2024年12月26日

 

 トリプルネガティブ乳がんは他のタイプに比べ、再発・転移率が2倍超と顕著に高く、その「兆候」をつかむ治療の開発が急務となっている。
 そこで、英国で、
血中循環腫瘍DNA(ctDNA)検査で陽性となった再発リスクが高い(主にトリネガ)ステージ1~3の乳がん患者に対するPARP阻害薬ニラパリブの有効性を評価する目的で第三相臨床試験が開始されていた。ところが試験登録者のctDNA陽性率が低く、また陽性時点での再発率が高かったために、登録が早期終了(実質的に治験打ち切り)されたことが、英国・Royal Marsden Hospital and Institute of Cancer Researchの研究チームによって世界の最有力乳がん研究イベント、サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS2024、12月10~13日)で報告された。意味するものとは…。

 

 試験は、標準治療完了後の、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)または腫瘍組織のBRCAtBRCA)陽性HR+/HER2-乳がん患者(いずれもステージ1~3)を対象に、血液を用いた微小残存腫瘍検出専用の遺伝子パネル検査(Signatera)を実施。ctDNA陽性で再発のない患者を、ニラパリブ群(200または300mg/日)およびプラセボ群に無作為に割り付けた。ctDNA検査は2~3ヵ月ごとに実施された。主要評価項目はニラパリブ群の安全性と忍容性で、無再発生存期間(RFS)も評価された(当初は無病生存期間が主要評価項目とされていたが、登録の早期中止に伴い変更)。


 
主な結果は以下のとおり。


・2024年5月8日時点で2746例が事前スクリーニングに参加、1901例がctDNA検査を受け、147例(8%)がctDNA陽性であった。
・1901例の患者特性は、年齢中央値が52.0歳、トリネガが88.5%、tBRCA陽性HR+乳がんが11.5%、術前補助療法歴ありが32.7%、術後補助療法歴ありが33.8%、術前・術後補助療法歴ありが31.2%だった。
・ctDNA陽性率が想定よりはるかに低く、また陽性時点での再発率が想定以上に高かったために登録は早期終了(治験を打ち切り)した。
・ctDNA陽性となった患者の割合は1回目の検査で5.2%、2回目以降の検査で4.4%、再発率はそれぞれ52.5%、43.8%であり、再発率はctDNAレベルの高さと関連していた。
・根治的治療完了からctDNA陽性までの期間は3ヵ月未満が最も多かった。
・ctDNA陽性者のうち、50%(73/147例)はctDNA検出時に再発が確認された。
・ctDNA陽性者のうち40例がニラパリブ群(18例)またはプラセボ群(22例)に無作為に割り付けられた。90%がトリネガ乳がん、10%がtBRCA陽性HR+乳がんであった。
・RFS中央値は、ニラパリブ群11.4ヵ月 vs.プラセボ群5.4ヵ月だった。
・ニラパリブ群において、新たな安全性シグナルは確認されなかった。
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 本治験結果が意味するものは何か?血中循環腫瘍DNA(ctDNA)検査(日本でも固形がん向けに保険適用)ではなかなか捕捉できない(姿を現さない)乳がん細胞が、検査で陽性(姿を現す)となった時点では、すでに半数で「がん再発」に至ってしまっている…。つまり、乳がんは再発、転移ルートとして「別ルート」「神経細胞」を利用しているという、本年発表されたロックフェラー大学の研究チームの研究結果を裏付けているといっていいのではないか。血液、血管内で姿を現す(=浸みだす)時点では、再発予防は「手遅れ」となっている可能性が高いということだ。
 ただ、打ち切りとなったとはいえ、本治験は「希望」も与えてくれている。卵巣がん向け新薬ニラパリブ(ゼジューラ)が、難治がんのトリプルネガティブ乳がんの術後療法、さらに再発・転移治療として有効との示唆を与えてくれているからだ。日本国内でも乳がん向けニラパリブの治験が実施中だ。(文責:川野英彦)

 

 

乳がんの抗がん剤治療で誘発されやすい吐き気の解消目指す米治験結果-2024年12月23日

 

 乳がんの抗がん剤治療により誘発される難治性の吐き気に対して、標準的な制吐薬に加えて、オランザピンあるいはプロクロルペラジンの併用は有意に吐き気を減少させ、特にオランザピンは優れた有効性を示したことが、米国内での第三相臨床試験で明らかになった。12月10日から13日まで米サンアントニオで開催されたSan Antonio Breast Cancer Symposium(SABCS 2024)で、ロチェスター大学メディカルセンターの研究チームが発表しました。

 試験では、1サイクルの化学療法で誘発された吐き気および嘔吐(CINV)を経験した患者において、パロノセトロン、デキサメタゾンなどに加えて、オランザピンまたはプロクロルペラジンを追加することで、2サイクル目の吐き気が改善されるかが評価されました。

 1サイクルの化学療法で中等度以上の吐き気(スケール1-7で3以上)を経験した患者を、パロノセトロン、デキサメタゾンなどに加えて、プラセボを投与する群(プラセボ群)、オランザピンを投与する群(オランザピン群)、プロクロルペラジンを投与する群(プロクロルペラジン群)に1:1:1の割合でランダムに割り付けました。

 310人がランダムに割り付け、年齢中央値は50.7歳、白人が80.7%、黒人12.3%、アジア人5.8%、ヒスパニック/ラテン系4.2%でした。

 主要評価項目はオランザピンとプロクロルペラジンのプラセボとの比較でした。吐き気の度合いについて、プラセボ群-1.29、オランザピン群は-2.55でプラセボ群に比べて有意に少なく、プロクロルペラジン群は-1.99でした。
 
 副次評価項目はオランザピンとプロクロルペラジンの比較について、2サイクル目の嘔吐について、プラセボ群の発症率は8.1%、オランザピン群は2.0%、プロクロルペラジン群は3.7%でした。さらに1サイクル目に嘔吐のあった患者においては、プラセボ群の発症率は41.7%、オランザピン群は11.8%、プロクロルペラジン群は13.3%でした。

 オランザピンは明治製薬が後発薬を発売中で、1錠当り、2.5グラム=17.4円、5グラム=18.9円と、とっても安価です。吐き気が強く出る患者さんは医師との相談の上、処方を受けて問題ないと考えられます。